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乾徳山

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登山

乾徳山登山、富士山の絶景と変化に富んだルートが魅力!

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乾徳山は山梨県にある標高2,031mの山で、日本二百名山、そして山梨百名山に数えられています。そのルートは草原あり、岩稜帯あり、鎖場ありと変化に富んでおり、しかも頂上からの富士山の眺めがすばらしいです。
ということで、これは登山の経験もいろいろ積めて、しかも景色が楽しめるのでは!と思い今回挑戦してみました。結果、すごくよかったです。※登山に行ったのは3月上旬なので、残雪多めです。

乾徳山へのアクセスと登山口近くの駐車場

車でのアクセスは、中央道勝沼ICから登山口のそばの駐車場まで1時間くらいと、わりと行きやすいです。
が、朝が苦手な私は、前日の夜の間に移動して、花かげの郷まきおかという近くの道の駅に車中泊しました。

登山口の駐車場は徳和というところにあり、舗装されていて、台数も20台くらいは停められそうですが、もしかしたら週末やシーズンは混むかもしれません。
その場合は近くに乾徳山臨時駐車場があるようなので、こちらも利用できると思います。
駐車場のすぐ隣に乾徳公園と公衆トイレがありますが、トイレは冬季は閉鎖ということで、利用できませんでした。
ところで登山口のすぐ近くにも駐車場がありますが、未舗装で空地みたいな感じで、だれも停めてませんでした。

今回の乾徳山登山ルート

登山ルートは、破線ルートを含めいくつかありますが、初心者なので無難に、銀晶水を通って月見岩に出る定番ぽいルートを選びました。ルートにはピンクのリボンがけっこうあるので、迷うことはあまりないと思います。ただ、場所によりなぜかリボンが少ないエリアがあり、帰りは途中から違うルートで降りたのですが、疲れてぼけーっと歩いていたら、その林道でいつの間にかちょっとルートを外れてしまいました。すぐに気付いて戻れましたが。

では、出発!

出発の時刻はおおよそ8時、お天気は最高の晴れで、頂上からの眺めが期待できそうです。山頂までの標高差は約1,200mとそこそこあります。
駐車場から登山口までは集落の中の舗装された道を普通に歩いて行きます。左手には徳和川という川が流れており、静かな集落と相まってのどかな感じです。
集落を抜けると、左手に乾徳山前宮神社という小さな神社がありました。そのあとすぐ右手に登山口があり、入ると樹林帯をいきなり登り始め、すぐに暑くなってきました。

しばらく登り続けると、銀晶水という水場がありました。飲めるとも飲めないとも書いてないので飲みませんでしたが。
さらに登るとかなり風の強いエリアもありましたが、それも収まり、今度は錦晶水という水場です。飲めるとも飲めな…(以下略)。この辺りから少し雪が残っていました。

歩き続けていると、突然目の前の視界が開け、国師ヶ原という草原に出ました。ここに月見岩という大きな岩があり、登ると眺めがよさそうです。
草原を抜けるとルートが分岐しており、左が無人の避難小屋を通過するルート、直進がなんとなく定番ぽいルートです。

乾徳山

さらに上り続けると、平らになっているスペースが少しあり、振り返ると富士山が見えました。期待通りの絶景です!さらに上からも見たくなりました。

ここまでは樹林帯のみで、難なく登ってこれたのですが、ここから岩稜帯になり始め、スリリングになってきました。そしてついに鎖場登場!しかも残雪付き。しっかりつかまって、慎重に登ります。気温は晴れていることもあって、わりと温かいですが、つららがデカくてびっくりです。

今回の登山で、一番怖かったのは、最後の鎖場ではなく、この岩場でした。何しろ、リボンが岩壁についており、矢印がさらにその上に右斜め上に書かれているのです。前方は崖にしか見えず、どうやって登んの?と初心者なら絶対思うはず。
もはやここまでか、と考えていると、名案が。さっき三人のおじさんグループを追い越したので、そのおじさんたちが来るのを待って、どうやって登るのか拝見すればよいではないか。
ちょっと待つと案の定、三匹のおっさんがやってきて、「え、ここ行くの?」とか言いながら、目の前の崖にしか見えない方へ。すると崖と思っていた所に、こっちからは見えない狭いルートがあるようで、そこから右上へ岩場を登るように進んで行ったのです。
かくしてこの三匹のおっさんのおかげで、自分も前へ進めたのでした。しかしこのつるつる滑りそうな岩を越えて崖へ向かっていくので、シロウトにはけっこう怖いです。次にリボンのついた大きな岩の上に登り、初のはしごで下ります。

さらに歩き続けると鎖場コンボ。そしてついにやってきました、最後の難関、鳳岩。20m近い鎖場です。
ちなみに巻き道(迂回路)があり、梯子で登れますが、残雪でこっちもけっこうスリリングでした。登りは鎖にチャレンジしました。
実は高いところが苦手なんで、ちょっと怖かったですが、登りきると、目の前が山頂!快晴の空に富士山!すごい!三匹のおっさん、ありがとう!
ここでお昼ご飯のおにぎりを頂きました。他にも何人かいましたが、山頂は狭く、岩がごろごろしているので、あまり座るスペースはありませんでした。

しばらく休んで、下山開始。さっき来た鎖場やら崖っぷちやらを下るのかと思うとちょっと憂鬱ですが、一度クリアしているで大丈夫と言い聞かせながら下って行きました。でも鳳岩だけは迂回路の梯子から降りました。

途中、ごっつい太陽光発電しているところが。
月見岩までは同じルートで降りましたが、そこからは道満尾根コースという、違うルートへ行ってみました。結果、樹林帯ながらこっちの方が崖っぷちルートがあってややスリルがありました。
下山中、辛かったのが、つま先の痛み。実はトレッキングシューズに普通の靴下を履いてきたのですが、これが完全に失敗でした。体重がつま先にかかったり、石を蹴ったりしてしまって痛いのなんの。さらに膝も痛み出し、1,200mの下山は登りにはない辛さがありました。

そして知らない間にちょっとルートを外れてしまい、小さな祠のようなものに出会いました。

山を抜けると、害獣防止のゲートが。鍵はかかってないです。開けたら閉めましょう。
集落に出ると心優しい方が水飲み場を作ってくださっていたので、ありがたく頂戴しました。タダで。
無事下山できましたが、このころには脚はもう全部痛かったです。
以上、乾徳山登山でした。

歴史

乾徳山は、恵林寺の開祖として知られる、夢窓疎石(むそう そせき)という高僧が、この山で修業し悟りを開いたと伝えられており、山岳信仰の痕跡が残っています。恵林寺は武田信玄はじめとする武田家の菩提寺ですが、織田信長に焼き討ちされ、「心頭滅却すれば、火も自ずから涼し」と言い残し、この世を去ったお坊さんのエピソードが有名ではないでしょうか。ちなみにこの言葉を残したのは、快川紹喜(かいぜんじょうき)という方です。
また、恵林寺の庭園は国の名勝に指定されています。
恵林寺までは乾徳山登山口駐車場の、徳和駐車場から10分ちょっとで行けます。

まとめ

アクセスは中央道勝沼ICから登山口駐車場まで1時間くらい。駐車場から登山口までも近い。
乾徳山の標高は2,031m。日本二百名山、山梨百名山の一峰。でも山頂からの景色はそれ以上の価値では、と思った。
岩稜帯や鎖場、梯子など、変化に富んだルートなので、経験を積むにもいい山だと思う。
登山口からの標高差は約1,200m。往復の所要時間は6~8時間くらい。
難易度は、樹林帯を抜けるまではやさしいと思う。最後多分標高1,900mあたりから岩稜帯、鎖場、梯子(残雪のおまけ付き)でやや難。
周辺について、登山口付近の集落は住宅のみで商店などはない。道の駅花かげの郷まきおかまで車で10分くらい、そのすぐそばにコンビニがあった。

周辺エリア情報

道の駅

日本の滝百選

  • 七ツ釜五段の滝 (最大落差:20m、山梨市)
  • 仙娥滝 (最大落差:30m、甲府市)

百~三百名山

  • 大菩薩嶺 (標高:2057m、名山)
  • 国師ヶ岳 (標高:2592m、百名山)
  • 甲武信ヶ岳 (標高:2475m、名山)
  • 金峰山 (標高:2599m、名山)
  • 和名倉山 (標高:2036m、百名山)

日本百名城

  • 武田氏館 武田神社 (甲府市)
  • 甲府城 (甲府市)

名勝や史跡、天然記念物など

  • 恵林寺庭園 (名勝 、塩山市小屋敷)
  • 向嶽寺庭園 (名勝 、塩山市上於曽)
  • 甲斐金山遺跡  黒川金山  中山金山 (史跡 、甲州市、南巨摩郡身延町)
  • 燕岩岩脈 (天然記念物 、甲府市御岳町)
  • 勝沼氏館跡 (史跡 、甲州市)

その他のエリア情報

  • 帰雲亭 (山梨県山梨市三富徳和1030)
  • 道の駅 花かげの郷まきおか (山梨県山梨市牧丘町室伏2120)
  • 道の駅 花かげの郷まきおか 農産物直売コーナー (山梨県山梨市牧丘町室伏2120)

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