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山のフルーツ、桑の実(マルベリー)でジャムを作ってみたら甘酸っぱくておいしかった

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桑の実とは

山に行くとちょこちょこ見かける桑の木になる実です。「マルベリー」や「ミュール」とも言います。桑の木と一口に言っても、いろいろな種類が存在するそうです。日本で山に自生している桑の木は一般的にはヤマグワと呼ばれていると思います。果実だけなく、葉っぱもお茶にして有効利用できます。

果実がなって収穫できる時期は地域にもよりますが大体6月ごろと、多くの山菜よりも少し遅めです。なので山菜採りが趣味の人にも忙しくなりすぎず、ありがたい木です。

果実は数ミリ程度の小さな粒粒がいくつもくっついてできており、全体の大きさは2㎝くらいです。

熟れた実を収穫

実がなったばかりのころは鮮やかな赤色をしており、おいしそうですが実際に食べてみるとまだ硬くて酸っぱいので、採るのは熟れて黒っぽく変色した実です。これを一つ一つ手でちぎっていきます。熟れすぎている実はこのときに潰れてしまうことがあります。また、ちょっと触っただけで落っこちてしまう実もあるので、慎重に採ります。

果実はいっぺんに全部熟すことはなく、少しづつ黒くなっていくので、通える範囲に木があるなら定期的に採りに行くとよいでしょう。

桑の木はほかの木同様かなり大きく成長するので、実がいっぱいなっているけど手が届かない!ということもよくあります。手が届くほどよい高さの木を探しましょう。

また、暖かくなってくるとその甘さに惹かれてか、虫さんたちも集まってきます。正直僕みたいに虫が苦手な人には厳しい戦いになることでしょう。そんなに人におすすめの収穫日は雨の日です。比較的虫が少ないです。

桑の実ジャムの作り方

最初に少し手間はかかりますが、ジャムの作り方は簡単です。

桑の実を洗って茎を取る

採った桑の実をボウルか何かに入れ、丁寧に洗います。その後、できるだけ茎をプチプチとちぎって取り除きます。よく熟れた実なら、こそげ取るようにして茎を分離できますが、たいていは果実から出ている部分だけをちぎり取ります。

砂糖とともに煮詰める

手鍋か何かに桑の実を入れ弱火にし、ヘラで果実を押しつぶして、味を見ながら砂糖を加えていきます。そして焦げないようヘラで混ぜながら、とろみがつくまで煮詰めます。これで完成です。

桑の実の栄養

桑の実は栄養豊富で、ビタミンC、カリウム、ポリフェノールなどを含みます。特にビタミンCの含有量が多く、免疫力を高め、美肌効果が期待できます。

カリウムには利尿作用があり、高血圧の改善やむくみ解消が期待できます。

ポリフェノールは多くの植物に含まれ、抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に役立ちます。桑の実にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが多く含まれ、目の健康維持に良いと思われます。

まとめ

桑の実は2㎝くらいの大きさで、地域にもよりますが6月ごろに熟して赤色から黒色に変わったら収穫できる。

ジャムを作るには、実を洗い、茎を取り、潰してお好みの量の砂糖と煮詰めるだけで簡単にできる。

桑の実は栄養豊富で、ビタミンC、カリウム、ポリフェノールなどを含み、免疫力の向上、美肌効果、高血圧の改善やむくみ解消、目の健康維持などの効果を期待できる。

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